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教会の鐘、鳴らすべきか止めるべきか

 【CJC=東京】英公営BBC放送によると、ランカシャー州ハルサル村の聖カスバーツ教会で200年以上にもわたって鳴り響いていた鐘が、ただ1人から苦情が出たことから、打ち止めになる可能性が出て来た。このほど転入して来た居住者が、夜に子どもが寝付けない、と村当局に苦情を申し立てたもの。
 ただ前からの住人たち、これまで通り鐘を鳴らすよう請願している。
 どう教会のポール・ロビンソン牧師は「雑音で迷惑だと言われたので、私たちは、鐘を完全に止めるか、一定の時間だけ鳴らすということになろう。鐘は伝統的なものであり、かつては野良で仕事をしている人たちに時を告げていたのだが、今では鐘は村人たちに教会の重要性さを思い出させるものだ」と言う。
 西ランカシャー郡の担当者は「住民の意見は重んじなければならず、鐘が長らく鳴っていたのにこれまでは不満が聞かれなかった。しかし郡としてはどんな苦情も受け止めて、公式に措置するという法律を重んじなければならないのだ」と頭を抱えている。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-01-30T03:23:38+09:00