【CJC=東京】英国航空は1月19日声明を発表、従業員が宗教的なシンボルを着用することを禁じる服装規定を修正することを明らかにした。
ロンドン・ヒースロー空港でチェックイン事務を行っているナディア・イワイダさんが、小さい十字架のついたネックレスを外すようにとの指示に従わなかったのが問題の発端。シーク教徒たイスラム教徒が頭部の覆いが許されているのだから、指示は宗教差別だ、と主張した。会社側は、それらの覆いは制服の一部だ、と主張していた。
声明で、会社は制服規定を見直しを決め、英国国教会、カトリック教会、イスラム教評議会等の代表と協議する、と述べた。