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教皇がベトナム首相と会談、国交樹立へ進むか?

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は1月25日、バチカン(ローマ教皇庁)でベトナムのグエン・タン・ズン首相と会談した。ベトナム最高指導部と教皇が会談するのは初めて。
 会談後、教皇庁は「関係正常化へ向けて、新しい重要な一歩となるものとし、両国間の接近が過去数年、ベトナムでカトリック教会の宗教的自由を広げることに寄与している」との声明を発表した。ベトナム最高指導部と教皇が会談するのは初めて。
 今回の会談を控え、ベトナム教会の司祭17人が16日付けで、政府による宗教弾圧を批判し、善処を求める書簡を教皇に送った。
 17人は南部ホーチミンや中部フエの神父で、宗教の自由が制限されている共産党一党支配のベトナムの現状を批判、教皇からズン首相に注意を喚起するよう要請したもの。この要請が実現したかは不明

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-01-30T03:26:04+09:00