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聖パウロ大聖堂でエキュメニカルな晩課の集い

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は1月25日、ローマの城壁外の聖パウロ大聖堂で、エキュメニカルな晩課の集いを行った。18日から始まったキリスト教一致祈祷週間を締めくくる集いには、カトリック教会関係者はじめ、ローマおよびイタリア、南欧における様々な正教会とプロテスタント教会の代表者が参加した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は今年の祈祷週間のテーマ「耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる」(マルコ7・31〜37)を、神の国の訪れと、コミュニケーションの不可能な状態、分裂の状態からの癒しを告げるメッセージとして示し、一致を実現するのは、また教会を作っているのは神のみ言葉であると述べた。
 教皇は、み言葉に「耳を傾け」、それを勇気をもって「話し」、共に「証し」しながら、一致への歩みを対話と祈りのうちに続けていこうと呼びかけた。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-01-30T03:27:25+09:00