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ドイツ教会は、若者の寛容さ促進にラップを利用

 【CJC=東京】ドイツのプロテスタント教会は、若者の寛容さを促進するプロジェクト「平和を目指す若者を尊敬!」を開始した。ドイツ語だけでなく全部で16言語でカード数千枚を作り、学校や若者が集まるバーに配っている。「若者は社会やメディアに悪いイメージを持たれがちだが、私たちは違う」と、キャンペーンを開始した2月1日、ハノーバーでの記者会見で推進者マーゴット・ケスマン司教は語った。
 キャンペーンは、若年層がビデオ、ラップ、多文化的なパーティー、詩などを通じて寛容を促進するというもの。「若いときに、非暴力を身に着けることができないと、年をとっても、そうする方法を決して見つけられない。プロジェクトは全て、コミュニケーションとネットワークを盛んにするためウェブサイトに掲示される」と、ケスマン司教。
 キャンペーンは、世界教会協議会(WCC)が2001年に打ち出した「暴力に打ち勝つ10年」の一環。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-02-14T02:05:59+09:00