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カトリック信徒と聖職者の数が微増

 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)の年報2007年版が2月12日に教皇ベネディクト十六世に提出された。それによると、05年末で全世界のカトリック信徒は11億1500万人と前年の10億9800万人に比べ1・5%増となった。この間に総人口も1・5%増だったので、人口比17・2%に変化はない。
 ただアフリカでは、総人口の伸びが2・5%弱だったのに、カトリック信徒の増加は3・1%だった。アジアでも1・18%に対し2・71%、米州では0・9%に対し1・2%の増加を見せている。欧州でも微増。
 聖職者は教区司祭、修道司祭合わせて40万6411人と前年の40万5891人に比べ0・13%増。増加の大きかったのはアジア(3・8%)とアフリカ(3・55%)だった。一方、欧米、豪州は減少している。
 カトリック神学生の数は、欧州で減少、大洋州では横ばいだが、アフリカ、アジア、米州では増加している。内訳は米州32%、アジア26%、アフリカ21%、欧州20%、大洋州1%。□

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-02-20T01:43:18+09:00