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聖公会指導者が分裂回避へタンザニアで会合

 【CJC=東京】英国国教会(聖公会)の世界共同体(信徒総数7700万人)を構成する各国指導者は、タンザニアのザンジバルで2月19日まで会合した。公然同性愛者の主教任命、同性間の結合祝福や米聖公会での女性総裁主教ジェファート=ショリ氏の登場などをめぐって、深まる対立に直面して、分裂回避をねらったもの。18日には、各主教に「謙遜」を呼び掛けた。
 16日、ナイジェリアのピーター・アキノラ大主教ら保守派の主教7人は、ジェファート=ショリ主教と聖餐を共にすることを拒否し、18日の礼拝には、ナイジェリアのピーター・アキノラ大主教が欠席したが、同氏らは同性間の結合容認は「教会に対する悪魔的な攻撃」として、米国の保守派の指導者になっている。
 同派の霊的最高指導者であるカンタベリー大主教のロバート・ランシー氏は礼拝で「主教が他の主教に言うべきことの一つは、私は偉大な罪人であり、キリストは偉大な救世主」だと呼び掛けた。
 保守派7人のうちルワンダの大主教は、聖体受領を拒否したが、その他の主教の態度は分からなかった。会議参加者は、修了まで会議の中身を明らかにしないことで合意している。□

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-02-20T01:44:15+09:00