教界ニュース

ニュースを友達にも教える

新改定標準訳を手がけたメッガー氏死去

 【CJC=東京】英語聖書として著名な新改定標準訳(NRSV)を手がけたブルース・マニング・メッガー氏(プリンストン神学校名誉教授)が2月20日、米ニュージャージー州プリンストンで呼吸不全のため死去した。93歳。長老派牧師。
 新改訂標準訳聖書は、1952年に刊行された改定標準訳(RSV)の用法をより現代英語に近づけようとの意図の下に、教会協議会(NCC)がスポンサーとなって70年代半ばから作業が進められ、90年に刊行された。
 「人はパンのみで生きるのではない」という時の「人」は英語では「マン」と男性だけを意味する場合もあるところから「ワン」に置き換えるなどの配慮もされているが、メッガー氏は翻訳委員会の議長を務めていた。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-02-27T00:26:10+09:00