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米国で「家の教会」流行の兆し

 【CJC=東京】米国では福音派を中心に、巨大な会員数を誇る「メガチャーチ」が各地に登場しているが、一方で少人数の「家の教会」の礼拝に行くキリスト者の数が増大している。
 「家の教会」といっても個人宅だけでなく、公園やアパートの1室ということもある。
 キリスト教専門の世論調査団体『バーナ・グループ』の調べでは「家の教会」の礼拝に出席する人は、この10年で、礼拝出席者の9%に相当する2000万人に達した。
 「家の教会」の集会に出席する人は、伝統的な教会にも行っているという調査もある。
 インターネットで多くの「家の教会」は捜せるものの、20人を超えると集会自体が分裂して新たな集会が出来ることが多い。
 AP通信によると、「家の教会」は伝統的な教会に取って代わるものではないが、この勢いは今後も続くだろう、とマサチューセッツ州ゴードン=コンウエル神学校の「世界キリスト教研究センター」のトッド・M・ジョンソン所長は見ている。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-03-06T02:41:23+09:00