【CJC=東京】米宣教通信アシストによると、トリニダード・トバゴ南部モルガの教会で3月21日朝、ケヴィン・オースチン牧師(34)が射殺された。
同氏は『聖霊のマントル・スウォード独立集会』の牧師。自宅のトタン板張りの小屋を礼拝所に充てていた。朝5時ごろ数人の会員と祈祷中、突然銃器を持った暴徒2人が押し入り、警察だと名乗って、全員を床に伏させた。「オースチン牧師は誰だ」と問い、牧師が立ち上がったところ、頭に銃弾を2発打ち込んだ。牧師は即死した。
オースチン牧師とナターシャ夫人は同地で宣教を開始したばかりだが、脅迫にさらされ、パトリック・マニング首相に警察の保護を要請していた。□