【CJC=東京】ブラジル・サンパウロ州リベイロン・プレットにハトが増え、市民が困っている、と現地日本語紙「サンパウロ新聞」が報じた。
メトロポリターナ寺院脇のバンデイラス広場がとくに多い。同寺院のモウサ神父は、「ハトを殺す気はないが、広場を汚し、悪臭を放ち商人や通行人が閉口している。信者の一女性が病気を移された。このまま放置することは出来ない」として、タカなどを広場に放ったら、と提案した。
しかし、再生可能天然資源・環境院(Ibama)は、「野獣を市内に放つことは禁じられている。違反者には500レアル(約3万円)の罰金」と神父案に反対している。