【CJC=東京】米宣教通信ANSによると、フロリダのトマト労働者で結成された『イモカリー労働者連合』(CIW)と外食ハンバーガー・チェーン大手のマクドナルド社が4月9日、賃金倍増と労働条件改善で合意に達した、と発表した。
一時はシカゴのマ社本部までデモ行進を企画するまでに緊迫していたが、アトランタのジミー・カーター・センターの斡旋で決着したもの。
CIWは、タコベル社の親会社ヤム・ブランズ社と2005年に交渉が妥結して以来、マ社に焦点を絞っていた。
米長老教会(PCUSA)のクリフトン・カークパトリック大会議長はタコベルのボイコット運動の時もCIWを支援していたが、今回のマ社との交渉妥結にもいち早く歓迎の意向を表明した。