【CJC=東京】経済・社会情勢の悪化の中で、多くの活動家が非人道的な扱いを受け、国際社会からの批判にさらされているジンバブエで、カトリックの平和運動『パックス・クリスティ』がジンバブエのための祈りと行動を呼び掛けている。
カトリック司教団は、復活祭の間、全国の教会に司教教書を掲示した。それは悪くて不正な政府運営と、市民の政治的権利侵害についてロバート・ガブリエル・ムガベ政権を批判している。
政治評論家ジョン・マクベ氏は、同国司教団がムガベ大統領の退陣を求める教書を発表することが、危機終結に役立つのだ、とロイター通信に語った。「長い沈黙は犯罪的だとさえ思ったが、これで他の教会指導者も後に続けば、悲惨な状況に終止符を打てるのではないか」と言う。