教界ニュース

ニュースを友達にも教える

中国教会は新司教任命にバチカンと協議せず

 【CJC=東京】カトリック通信『UCAN』によると、中国天主教(カトリック)愛国会のアンソニー・リュウ・バイニアン副主席は、4月20日死去したマイケル・傅鉄山主席(北京司教)の後任決定にバチカン(ローマ教皇庁)と協議することはない、と27日、傅氏の葬儀の後に『UCAN』通信に語った。
 中国はバチカンと外交関係になく、教会もバチカンとのつながりがないので、司教候補についてバチカンに報告するかどうかは問題にならない、という。
 リュウ氏は、全国カトリック代表会を至急開催、傅氏が務めていた愛国会主席と司教会議代表代行の後任を選出する、と語った。それまではリュウ氏が愛国会、司教会議はジョセフ・マ・インリン書記長がそれぞれ通常業務の執行に当たる、と言う。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-05-09T01:51:58+09:00