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米聖公会の同性愛主教、ランベス会議に招待されず

 【ロンドン=ENI・CJC】公然同性愛者の米聖公会ジーン・ロビンソン主教には、2008年のランベス会議への正式招待状が出されないことが明らかになった。
 英国国教会(聖公会)の霊的最高指導者カンタベリー大主教のローワン・ウィリアムズ氏の報道担当は、ロビンソン主教が、10年ごとに開かれる聖公会共同体の最高会議であるランベス会議の招待者リストから外されていることを確認した。
 5月22日に出された各主教宛ての手紙で、ウィリアムズ氏は、「その任命、行動、生活のスタイルといったものが、例外的に重大な分裂やスキャンダルを共同体内に共同体内に引き起こした主教には招待を留保するか、撤回する権限を私は持っている」と指摘している。
 米聖公会から離脱したグループに仕えるため、この4月にナイジェリア聖公会主教によって叙階されたマーティン・ミンズ氏にも招待状は送られていない。
 ウィリアムズ氏は、他の「1、2」のケースでも招待状発行に関して「検討中」と言う。ジンバブエのロバート・ムガベ大統領を公然支持したノルバート・クノンガ主教もその1人と見られている。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-06-05T01:08:10+09:00