【CJC=東京】英国の数学者・物理学者アイザック・ニュートン(1642〜1727)が「早ければ2060年に世界の終末が来る」と予言していた直筆文書が6月18日、エルサレムのヘブライ大学図書館で一般公開された。旧約聖書を「解読」した結果といい、万有引力の発見などで知られる天才が宗教に強い関心を持っていたことを示している。
AP通信などによると、文書は1700年代初頭に書かれ、1936年にロンドンのオークションで落札されたものの一部。入手したユダヤ人学者がイスラエル政府に寄贈し、69年からヘブライ大図書館で保管されてきた。