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砲火のためガザの教会が礼拝中止

 【ワシントン=CJC】バプテスト世界連盟の情報によると、パレスチナ自治区のガザではパレスチナ民族解放運動『ファタハ』とイスラム原理主義運動勢力『ハマス』との抗争が激化、教会では周辺の激しい砲火のために礼拝中止を余儀なくされる事態にまでなっている。
 ガザ・バプテスト教会のハンナ・マサド牧師は6月10日夕の聖日礼拝の際、銃撃戦が激しくなり、礼拝を中断しなければならなくなった。「説教の間、教会堂の近くで激しい射撃があったので、説教が出来なくなった。人々が非常に神経質になり不安にかられるようになり、礼拝を中止した」と言う。
 『ハマス』と1月にパレスチナ自治区議会で少数派に転落した『ファタハ』の抗争はここ数週間激化し、内戦の様相を呈している。
 バプテストの一家は家を爆撃され、1人が軽傷を負った、また6階建ての会堂は見張り所として使われているが、コンピューターなどが無くなっている、と言う。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-06-28T00:51:26+09:00