【CJC=東京】米合同教会は、中東情勢に取り組む際にパレスチナとイスラエル双方を一概に善悪と決め付けるのを止め、公正に取り扱うことを6月22日にコネチカット州ハートフォードで開催した総会で決定した。
2005年に採択された2つの決議はイスラエルだけを問題にし、地域で続く暴力、抑圧、苦難には他の勢力も関係があることを十分に認識していなかったことを認めたもの。
総会声明は、2005年決議の再検討を示唆している。パレスチナ解放機構の最大党派『ファタハ』とイスラム原理主義抵抗運動『ハマス』間の暴力が拡大していることを意識したものと見られる。