【CJC=東京】エルサレムの教会代表は、ヨルダンで6月21〜26日開かれた『パレスチナ・イスラエル・エキュメニカル・フォーラム』の動きを歓迎している。
ギリシャ正教会エルサレムと全パレスチナ総主教テオフィロス三世は、アラブ・ユダヤ両民族間の相互理解の必要性を21日強調した。現地教会指導者の関心は、主として宗教問題ではあるが、政治情勢も懸念している。住民の健全な生活のため積極的な役割を果たしたい、と言う。
さらに、キリスト者内部の対話の重要性と同時に、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三つの一神教にとって重要な場所であるエルサレムのような都市では他宗教との対話が重要だ、と強調している。