【ニューヨーク=ENI・CJC】米合同キリスト教会指導者がイラク戦争終結を繰り返し主張する牧会書簡を発表した。制裁と武力行使によって引き起こされた破壊に「悔い改め」を求めている。
書簡は同派指導者5人が執筆したもの。6月下旬にコネチカット州ハートフォードで行われた同派総会に提出された。「今日、私たちは米国に悔い改めを呼びかけ、安全は、他者を支配することによってではなく、キリストに従うことによるものである、と訴える」という。
合同教会は、米国各派の中で早くから、イラク戦争に反対して来た。
カリー・ロジャース=ウィッティ代表は、記者団に、書簡に新味がないことを認めたものの、信徒数120万人の同派が自らの立場を再確認することが重要だ、と語っている。