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ケニア聖公会が米主教2人を任命

 【ナイロビ=ENI・CJC】ケニア聖公会が、米国の聖職者や教会を監督する主教2人を任命した。米聖公会が同性愛者の主教任命をめぐって混迷を深める中でのこと。
 ケニア聖公会のベンジャミン・ヌジムビ大主教は、ナイロビで6月26日から29日まで開かれた総会後に記者会見し「ケニア聖公会は米国の数十教会を監督している」と述べた。
 ヌジムビ氏始めアフリカ、アジアの聖公会指導者は、2003年に公然同性愛者のV・ジーン・ロビンソン氏がニューハンプシャー主教に任命されて以来、米聖公会を強く批判して来た。米聖公会の中には、ロビンソン氏の主教任命以来、同性愛者に関する同派の姿勢に反発してアフリカ教会の監督下に入るところが出ている。
 米聖公会には7600以上の教会があるが、その中で約45教会では、会員の大多数が、国外の聖公会の監督下に入ることに賛成している。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-07-10T01:09:14+09:00