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WCC副総幹事がバチカン教理省文書にコメント

 【ジュネーブ=CJC】世界教会協議会(WCC)のジョージ・レモプウロス副総幹事はバチカン(ローマ教皇庁)教理省が7月10日発表した文書についてコメントを発表した。
 「各教会は公同の教会であるが、その一部ではなく、またその全体ではない。他の教会と一致している時に、各教会は公同性を充足する」ということの確認は、2006年2月にブラジルのポルトアレグレで開かれたWCC第9回大会で行われたもので、キリストにおける目に見える一致を求めようとした加盟347教会の交わりの中での共通の戦いを反映したものだ。
 これが、バチカン(ローマ教皇庁)教理省が発表した文書に対する正しい応答だ。教皇庁教理省宣言『ドミヌス・イエズス=イエス・キリストと教会の唯一性と救いの普遍性について』が発表された2000年に指摘したように、WCCは今日世界が直面する問題に関する共通のキリスト者の証しと本物のエキュメニカル(教会一致を目指す)な対話の重要性を確信する、とレモプウロス副総幹事は述べた。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-07-20T01:29:58+09:00