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「キリスト教団体に向けられた韓国民の視線」=朝鮮日報

 【CJC=東京】韓国紙『朝鮮日報』は9月1日付け社説『キリスト教団体に向けられた国民の視線』で、アフガニスタンで起きた韓国人拉致事件について、政府の事前の自粛要請にもかかわらず、わざわざ危険地域に出向いて拉致されたことから責任論を逃れるのは難しい、と論じた。
 またプロテスタント関連団体の『世界宣教協議会』が8月30日、政府がタリバンとの間でアフガニスタン国内でのキリスト教宣教を禁止することで合意した点について懸念を表明し、同協議会が「奉仕活動を攻撃的な宣教だと非難するのは間違いだ。今後、より積極的な活動を行う必要がある」との立場を表明したことを伝え、同様の事件が起きた際には、同協議会は政府に負担をかけないよう、自主的に解決を図る方針を示したとしている。
 同紙は、多くの国民が今、キリスト教団体に対して胸の内で何を思い、またどんな視線を投げかけているかを考えたなら、決してそうした発言は出てこないはずだ、と論じている。□

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-09-03T22:51:47+09:00