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教皇、マリアツェルでミサ

 【CJC=東京】オーストリア司牧訪問中の教皇ベネディクト十六世は2日目の9月8日、ウィーンから南西およそ100キロの聖母巡礼地マリアツェルで、同巡礼聖堂創立850年を祝うミサを行った。
 同地には1912年、アンジェロ・ロンカリ神父(後の教皇ヨハネス二十三世)や、83年、教皇ヨハネ・パウロ二世も巡礼している。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、巡礼聖堂は14世紀のゴシック建築を17世紀にバロック様式で改築したもの。この日、雨の中、聖堂周辺は教皇ミサに参加する巡礼者たちであふれた。
 教皇はミサの中で、マリアツェルの古い聖母像が長い歴史の中で示してきたように、聖母が腕に抱き人々に示す真理、イエス・キリストを見つめ、イエスを求める心の巡礼を続けていくようにと述べた。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-09-15T00:49:56+09:00