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ロシア正教会が核兵器容認の姿勢

 【CJC=東京】9月5日付の英字紙『モスクワ・タイムズ』は、ロシア正教会が黙示録の最後の審判に手を貸す人に祝福を与えた、と報じている。
 モスクワの救世主キリスト大聖堂で4日、旧ソ連軍が核兵器部隊を創設してから60年が経過したことを記念しロシア軍を祝福する式典を開催した際に、「抑止と報復」のための核兵器は容認する姿勢を示したもの。
 時事通信によると、式典には、ソ連崩壊後に核兵器管理を引き継いだロシア軍の部隊から軍服姿の約200人が参加。聖職者は「あなた方に任された核兵器が常に神の手中にあり、(使途を)抑止と報復に限った兵器にとどまることを祈る」との総主教アレクシー二世の祝辞を読み上げた。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-09-15T00:50:50+09:00