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デンマーク教会が『セカンド・ライフ』に進出

 【コペンハーゲン=ENI・CJC】デンマーク福音主義ルーテル教会コペンハーゲン教区は、インターネット上で盛んになって来た『セカンド・ライフ』に進出、オンライン教会を設立することにした。
 サイトでは、オンライン教会は「ダンマルク」と呼ばれる「島」上で見つかる。聖職者は「ペレグリナ」と呼ばれる「化身」ではあるが、実生活上の聖職者のような働きをする。
 2003年に米リンデン社が開設した『セカンド・ライフ』にまず注目したのは企業。今では、政府始め公共部門から救援団体も活動を展開している。
 このオンラインの世界に8月現在で900万人以上の「居住者」がいる、と推定されている。
 カトリック修道会イエズス会のイタリア語雑誌『キヴィルタ・カットリカ』で、アントニオ・スパダロ神父は、『セカンド・ライフ』上に教会を設立するべきだ、と提案した。教会だけでなく、イスラム教モスク、ユダヤ教礼拝堂など祈りの場が増えることは確か、と見ている。
 現在、仮想のデンマーク教会には毎週約50人の訪問者がある。次の礼拝は10月7日、午後8時から。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-10-06T03:01:53+09:00