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中国湖北省で家の教会指導者9人が強制労働

 【CJC=東京】中国湖北省で、非公認『家の教会』指導者9人の所在が2カ月も不明になっていたが、最近になって家族の所に当局から、労働による再教育12カ月から18カ月の判決を受けたことが正式に通知された。
 米テキサス州ミッドランドに本拠を置く中国のキリスト教抑圧監視団体『対華援助協会』は、この9人の中のリ・メイさん(42)が1年の刑を病院で過ごしていたが、両手をベッドに鎖で縛り付けられたままだった、と伝えている。子宮摘出手術を受けなければならなかったが、それは7月15日から8月15日までの拘置期間中に繰り返し受けた殴打や拷問のためだと云う。
 キン・ダオミンさん(33)は現在は自宅にいるが、それは2歳の子どもの育児のためだとされている。
 8月6日付けの収容所運営委員会判決文によると、9人は7月15日、キンさん宅で日曜礼拝を守っていた所を見つかり拘束された。
 対華援助協会は、9人が国法執行を阻害するため悪魔のカルト組織を組織、利用した犯罪に問われた、と言う。判決文はさらに、村民にキリスト教の賛美歌を歌ったこと、保育所でイエスの映画を上映したこと、肢体不自由の老人に神の癒しを祈ったことなどを犯罪として挙げている。
 9人は安徽省、湖北省、河南省、山西省出身。男性指導者4人は18カ月、女性5人は12カ月の判決を受けている。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-10-10T01:56:47+09:00