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バチカン美術館の新館長にパオルッチ教授

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は12月4日、バチカン美術館の新館長に美術研究家アントニオ・パオルッチ教授を任命した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、パオルッチ教授は1939年イタリア・リミニ生まれ。イタリア美術史家ロベルト・ロンギに師事した後、文化財管理の分野に入り、ベネチア、ヴェローナ、フィレンツェおよびトスカーナ州などの文化財保護官を歴任。95年から96年までイタリア政府・文化財省大臣。97年のイタリア中部地震で大きな被害を受けたアッシジの聖フランシスコ大聖堂修復の監督も務めた。
 教皇はまた、バチカン美術館前館長のフランチェスコ・ブラネッリ氏を教皇庁教会文化財委員会局長および教皇庁キリスト教考古学委員会監督に任命した。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-12-11T01:36:32+09:00