【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は、ルルドの聖母出現150周年を機会とした免償規定を発布した。
バチカン放送(日本語電子版)によると、2008年2月11日にルルドのマッサビエルの洞窟における聖母出現150周年を迎えるにあたり、カトリック教会は12月8日の無原罪の聖マリアの日から来年の同日までの1年間を記念年として祝う。
内赦院を通して発布された免償規定には、この記念年の期間、ある一定条件を満たした者に免償が与えられる旨が記されている。
免償とは、すでに赦された罪に伴う、有限の罰の免除で、全免償と部分免償があるが、今回は有限の罰のすべてを免除する全免償。