教界ニュース

ニュースを友達にも教える

バチカン生命アカデミー所長が万能細胞の成功を称賛

 【CJC=東京】京都大と米ウィスコンシン大がそれぞれ人の皮膚から万能細胞をつくったことについて、バチカン(ローマ教皇庁)生命アカデミー所長のエリオ・スグレッチャ司教は「人(受精卵)を殺さず、たくさんの病気を治すことにつながる重要な発見だ」と称賛した。12月22日、バチカン放送(ウェブ版)が伝えた。
 バチカンは、生命は卵子が受精したときに始まるという考え方に立ち、受精卵を壊してつくる胚性幹細胞(ES細胞)による研究には強く反対してきた。公的機関である生命アカデミー所長が、今回の研究を論評するのは初めて。

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2007-12-31T02:40:03+09:00