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エルサレムでユダヤ教神学校襲撃、学生8人死亡

 【CJC=東京】エルサレム郊外のユダヤ教神学校『メルカズ・ハラブ・イェシヴァ』で3月6日、侵入してきたパレスチナ人運転手アラ・アブダイムが大勢学生の集まっていた図書室で無差別に発砲し、少なくとも8人のユダヤ人学生が死亡、約10人が負傷した。犯人は現場に駆けつけたイスラエル兵に射殺された。
 同神学校は、ヨルダン川西岸での入植活動を推進し、入植地建設や拡大で指導的役割を果たしていることで知られる。
 事件後、現場周辺にユダヤ人らが集まり「アラブ人に死を」と連呼した。ガザではイスラム過激派ハマスや『イスラム聖戦』などが学校襲撃を祝って空に発砲した。ガザでは今月初めから、イスラエル軍の激しい攻撃で120人以上を殺害したことへの報復の可能性もある。ガザを支配するイスラム原理主義組織『ハマス』は犯行を「英雄的作戦」「シオニストによる虐殺への自然な反応」と称賛した。パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は犯行を非難している。□

キリスト教界検索キリスト教界ニュース Last Update : 2008-03-18T01:13:51+09:00