聖書と貧困を焦点に、世界福音同盟大会

発信 : 2008年11月03日 (月) 23:34

 【CJC=東京】100以上の国・地域の福音派代表500人がタイのパッタヤで10月25〜30日、世界福音同盟総会を開催、聖書に基づいたキリスト教の新たなビジョンと貧困問題に取り組んだ。
 「私たちは、全世界でキリストの体としての働きについて新たなビジョンと関わりを必要としている」と同盟国際ディレクターのジェフ・タニクリフ氏は言う。
 今回の総会では、貧困、教会形成、HIVとエイズ、宗教の自由、公的生活への福音派としての関わりなどについて討議される。同盟総会は6年に1回開催される。「同盟のビジョンは、すべての国に(キリストの)弟子を作り、社会にキリストを中心とした変革を起こすことで神の国を拡張することにある」と言う。
 世界福音同盟は国単位の128同盟と104の準加盟団体で構成されている。総会には救世軍、ペンテコステ世界連盟、メノナイト、世界改革教会連盟、カリスマ派、中国基督教協議会なども代表を派遣した。