教皇、バチカンでインドの修道女ら4人を列聖

発信 : 2008年10月20日 (月) 00:11

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は10月12日、バチカン(教皇庁)のサンピエトロ広場でミサを行い、その中で列聖式を行った。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、新たに聖人に加えられたのは、アルフォンサ・デル・イマコラータ・コンチェツィオーネ修道女(インド、1910〜1946、本名=アンナ・ムッタトゥパダトゥ、聖クララ会修道女)ら4人。
 ミサの後半行なわれたアンジェラスの祈りで、教皇はこの日列聖されたアルフォンサ・デル・イマコラータ・コンチェツィオーネ修道女の類まれな徳が、現在困難な状況を生きるインドのキリスト者たちの慰めとなるようにと祈り、同国のキリスト者を迫害する人々に対し、暴力を止め、平和と和解、愛の文明の構築に加わるよう呼びかけた。