バチカンで2000人が聖書朗読マラソン
発信 : 2008年10月13日 (月) 00:19
【CJC=東京】バチカン(教皇庁)で10月5日から7日間、1000人以上が交代しながら「創世記」から「ヨハネの黙示録」まで聖書全巻(73巻)を休みなく朗読する「聖書、昼も夜も」が、サンタ・クローチェ・イン・ジェルサレンメ教会(エルサレムの聖十字架教会)で行われた。最初の朗読は教皇ベネディクト十六世が行った。
朗読マラソンは、聖書をテーマにした世界代表司教会議(シノドス)の開催合わせて、イタリア放送協会(RAI)と教皇庁シノドス委員会・文化評議会が共同企画、同時中継された。
朗読マラソンは、昼夜にわたり聖書を読み上げるものだが、一つの書から次の書に移る時には交唱が入るほか、1日数回、聖歌による中断もあった。
朗読者は一般信徒、聖職者や修道者らを中心としているが、他のキリスト教会や、ユダヤ教、イスラム教信者たちも参加した。年齢、国籍、職業も様々。