300万ドルの当たりくじを教会に寄贈

発信 : 2008年09月08日 (月) 02:09

 【CJC=東京】米ニューヨーク州で、スクラッチ式の宝くじが300万ドル(約3億2100万円)の当たりであることが分かって、それを教会に寄贈したと言う話が伝わった。
 ポートジェファーソンの単立『トゥルー・ノース・コミュニティ教会』(教会員650人)のバートランド・クラブ牧師が、寄贈者は匿名を希望したことを明らかにし、「神はそれだから当たりくじを彼に委ねた」と語った。教会は同氏が3年前に設立したばかり。
 同州宝くじ社は8月27日、同教会が2028年まで毎年10万2225ドル(約1100万円)を得ることになる、と発表した。教会が非営利組織であるため、税金などが減免され、受取額は一般人より高額になると見られる。
 牧師は、初年度の収入を、人身売買や奴隷制度と戦っている団体などに寄付すると言う。来年からは、少なくとも2割を慈善活動に寄付、新会堂建設にも充てたい、と語っている。