福島県白河市愛宕山の福島県重要文化財「白河ハリストス正教会」の聖堂修復工事が完了し、荘厳な輝きを取り戻した聖堂内部が8、9の両日、一般公開された。
同教会はギリシャ正教の教会として1878年に創建された。ビザンチン様式を伝える聖堂は木造一部2階建てで、床面積100平方メートル。1915年に建てられた。近年、雨漏りがひどくなり、2004年夏から内外装の修復が行われていた。
同教会には48点の聖像画が所蔵されており、うち5点は日本初の女性洋画家山下りん(1857―1939年)の作品。至聖所へ通じる王門の両脇を飾るハリストス(キリスト)像と聖母像も山下の作。文化財強調週間の11月3―5日にも一般公開される。(河北新報10月10日)