日本キリスト教団倉敷教会(倉敷市鶴形)が、大原美術館の創設者・大原孫三郎や同美術館の名画収集で知られる児島虎次郎らの協力で1922年に購入し、半世紀眠っていた仏製のオルガン「ハーモニウム」を修理。24日のクリスマス礼拝とキャンドルライトサービスで、久々に音色を披露する。
ハーモニウムは、19世紀から欧州で普及。国内では入手困難で、1906年に大原らが設立した同教会は現在の礼拝堂建設に合わせ、大原の献金と当時パリにいた児島の人脈を活用し、最高級のミュステル社製を手に入れた。日本リードオルガン協会によると日本に輸出されたのは倉敷教会所有の1台だけで、後に持ち込まれたものを含めても数台しかない。(山陽新聞12月20日)