カトリック長崎大司教区(高見三明大司教)が長崎原爆の日の九日に行う平和祈願祭のうち、浦上天主堂(長崎市本尾町)を出発するたいまつ行列で、今年初めて「平和のシンボル」の被爆マリア像を聖座に載せ、参列者とともに平和公園(同市松山町)まで向かうことになった。
聖座は全長約四メートル、高さ約二メートル、重さ約百二十キロ。行進が夜にスタートすることを考慮し、電飾をつけ、マリア像をライトアップする。依頼を受けたカトリック信者で被爆者でもある指物師の西村勇夫さん(73)が、無償で製作した。
カトリック浦上教会の平野勇主任司祭は「“被爆者”であるマリア像が参加することで、原爆の悲惨さを伝え、平和への思いが一層強まると思う」と話した。(長崎新聞8月4日)