江戸幕府のキリシタン弾圧によって処刑されたキリスト教殉教者で、「福者」の敬称を持つ日出(ひじ)藩家老・加賀山半左衛門と息子ディエゴについて、仏教とキリスト教の関係者が共に、冥福(めいふく)を祈る合同慰霊祭が7日、親子が処刑された大分県日出町の日出藩成敗場跡に隣接する殉教公園で行われた。
合同慰霊祭は、カトリック大分司教区=大分市、ドミニコ宮原良治司教(52)=が、長崎市で来年11月、列福式が行われるのに合わせ、日出藩主の菩提寺(ぼだいじ)、松屋寺(しょうおくじ)=蔵山光堂住職(74)=に協力を依頼し、実現した。
式典終了後、宮原司教は「宗教を超えて一緒に冥福を祈れたことに感激している」、蔵山住職は「歴史的な協力に立ち会えて感動した」と話した。(読売新聞=九州)