幕末の隠れキリシタンが室蘭の絵鞆に逃れて来ていた―。キリスト教の殉教史研究に取り組む野中勝年さん(68)=室蘭市中島町=が、そんな史実をうかがわせる資料をこのほど確認。「室蘭の歴史の新たな1ページになるのでは」と、今後さらに裏付けを進める考えだ。
キリスト教信者の野中さんは約10年前から「日本切支丹(キリシタン)迫害・殉教史年表」の作成に取り組んでいる。今回の史実はフランス・パリに本部を置く「パリ外国宣教会」の宣教報告書から見つけた。翻訳は知人のフランス人神父が行った。(室蘭民報=12月13日)