日米親善を願い「青い目の人形」が米国から日本に贈られて今年で80年。それを記念して秋田県横手市の横手南小(高橋俊一校長)で、「『青い目の人形』来日80周年記念式典」が開かれた。新たな親善人形も米国から届き、児童らは平和への願いを心に刻んだ。
主催したのは横手市の横手かまくらボランティア協会=浅利尚介会長(91)=。国際親善活動などに取り組んでいる同会が、“人形来日”80周年を機に、人形に込められた平和への願いを再確認しようと企画。国際ボランティア活動に積極的に取り組んできた同小が会場となった。
青い目の人形は1927年、シドニー・ギューリック牧師の提唱により、米国から1万2739体が贈られた。そのうち秋田県には145体が届いたが、戦争による対米感情悪化からほとんどが処分され、現存するのは11体だけ。式典では、その11体が体育館に並べられ、児童360人や一般市民100人と“対面”した。
また、浅利会長を通じ、会の開催を知ったギューリック牧師の孫から新しい親善人形「ドナ」ちゃんが同小に贈られた。(河北新報=12月23日)