みんなのキリスト教ニュース - ローマ法王が英国公式訪問 教会の児童虐待でムード厳しく

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 【ロンドン=木村正人】ローマ法王ベネディクト16世は16日、エリザベス英女王の招きで英国を公式訪問した。4日間滞在する。16世紀に英国王ヘンリー8世がローマ・カトリックと決別して以来、法王の公式訪問は初めて。英国とローマ法王庁(バチカン)の「和解」を演出する狙いがあるが、英国ではカトリック教会の児童虐待に対する抗議活動も行われ、歓待、対立ムードが複雑に交錯した。
 法王はこの日、英スコットランド地方のホーリールードハウス宮殿でエリザベス女王と会見。このあと演説した法王は、ナチスドイツに勝利した英国の歴史的役割をたたえる一方、「英国はより近代的で多文化的な社会に変化しようと努力しているが、尊敬すべき伝統的な価値観を保つことを望む」と、「過激な世俗化」の流れに警鐘を鳴らした。
 英国の国教徒は2600万人、カトリック教徒は500万人とされる。1982年、反共産主義と東欧の民主化を支援した前法王の故ヨハネ・パウロ2世が英国を非公式に訪問した際には、熱烈な歓迎を受けた。
 今回はしかし、「カトリックが英国で受け入れられ、これからも発展していくことを実感できる」(バーミンガム教区カトリック教会の神父)という声もあるものの、児童虐待に目をつぶった疑いも取りざたされる現法王に向けられる視線は冷たい。
 英国各地で法王を迎えて開かれる集会の参加者は、当初の予想を2~3割も下回る見通しだ。緊縮財政を強いられる英国民には、公式訪問に1200万ポンド(約16億円)もの税金が使われることへの反発も根強い。(記事の続きは掲載サイトで)


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