みんなのキリスト教ニュース - 三浦作品の文学碑計画…有志が建設費募る

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 旭川市出身の作家、三浦綾子さん(1922~99年)の自伝小説「道ありき」の文学碑を、小説の重要な舞台となった同市春光台に建てようと、ゆかりの人たちが計画を進めている。来年6月の完成を目指している。

 「道ありき」は、敗戦による挫折から夫の光世さん(89)と結婚するまでの半生を描いている。物語の中心は医学生の前川正さんとの交際と死別で、キリスト教への入信など、三浦文学に決定的な影響を与えたとされる。

 春光台は若き三浦さんの怠惰な生活をいさめようと、前川さんが小石で自分の足を打ち付けるという、ファンの間で有名な出来事があった場所で、現在は市営の春光台公園がある。

 三浦さんの友人で札幌市在住の黒江勉さん(88)らが実行委員会をつくり、市から了承を得て建設に乗り出す。製作は鷹栖町の彫刻家長沢裕子さん(43)が担当する。7日に記者会見した黒江さんは「綾子さんの真剣な生き方を後世に伝えたい」と話し、650万円を目標に建設費を募る考えを示した。問い合わせは実行委の森下辰衛さん(090・2058・5978)へ。

(2013年8月8日 読売新聞)


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