みんなのキリスト教ニュース - 絵画展:「列福式」記念 松井守男さん、浦上天主堂などで--7日まで /長崎

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 五島市の久賀島にアトリエを構える画家の松井守男さん(66)が、11月24日に長崎市で開催された、キリスト教殉教者の「列福式」を記念した絵画展「こころの光展」を、長崎市の大浦天主堂▽浦上天主堂▽カトリック長崎大司教館で開いている。7日まで。

 松井さんは愛知県豊橋市出身で、武蔵野美術大卒後に渡仏。コルシカ島を拠点に創作を続け、00年に仏芸術文化勲章、03年に最高勲章「レジオン・ド・ヌール勲章」を受章した。久賀島のアトリエは今年5月に開き、江戸幕府に迫害された殉教者をテーマにした創作を続けてきた。

 「こころの光展」では計50点を展示。浦上天主堂には、今回列福された司祭ペトロ・カスイ岐部(1587~1639年)をテーマにした縦10メートル、横2・15メートルの大作など22点を展示している。13、14日には堂崎教会(五島市)、20、21日には久賀島の浜脇教会でも一部を展示する。

 松井さんは「美しい久賀島で、人間とは何かということを考えてきた。殉教者の生き方は『(信仰を)絶対にあきらめない』という勇気を感じさせる」と話していた。入場無料(大浦天主堂、堂崎教会は拝観料が必要)。【錦織祐一】

毎日新聞 2008年12月3日 地方版


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