みんなのキリスト教ニュース - オペラ「忘れられた少年」 3‐72歳の30人上演 天正遣欧少年使節 力強い生きざま表現

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 9歳から72歳までの老若男女でつくるオペラサークル「オペラプラザ福岡」は6日、福岡市中央区大名2丁目の大名町カトリック教会で天正遣欧少年使節を描いたオペラ「忘れられた少年」を上演する。使節の1人、中浦ジュリアンが11月に、カトリック信仰の範を示した殉教者などに与えられる「福者」の称号を受けたのに合わせて企画。一般公募で集まった出演者も含め、約30人がステージで熱演する。

 オペラプラザ福岡は年齢や歌、演技の経験にかかわらずオペラを演じることを楽しむ特定非営利活動法人(NPO法人)「東京オペラ協会」(石多エドワード代表)の福岡支部として2004年に設立。現在、会社員や学生、主婦など18人が参加し、同教会で毎週月曜夜に2時間練習している。

 石多さんが制作したオペラ「忘れられた少年」は安土桃山時代、4人の少年たちがキリスト教や文化について学ぼうという希望に燃えて欧州に渡るが、帰国した時には豊臣秀吉によるバテレン追放令が出されており迫害を受けるというストーリー。4人はそれぞれ殉教、国外追放など悲しい結末を迎えるが、信念を持って力強く生き抜くさまを31曲の歌で表している。

 オペラは若さを保つ秘訣(ひけつ)と言う最年長の自営業諫山孝行さん(72)=大野城市=は使節の1人、原マルチノを演じる。小学時代からコーラスが趣味という諫山さんは「歌にせりふを乗せるからこそ、役になり切って感情を素直に表現できる」とオペラの魅力を語る。一般公募で集まった3歳から12歳までの約10人の子どもたちも農民役として参加する。南風(みなかぜ)小(前原市)2年の江川琳貴(りき)君(8つ)は「歌うのが楽しい。自分の役以外の歌も覚えているよ」と笑顔で話した。

 公演は午後3時半から。入場料は大人2000円、高校生以下1000円。問い合わせは同サークル=092(328)1211。

=2008/12/05付 西日本新聞朝刊=


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