みんなのキリスト教ニュース - 細川ガラシャ、悲劇の生涯 創作舞踊42年ぶり再演 熊本市 / 西日本新聞

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 明智光秀の娘で細川忠興の妻、細川ガラシャ(1563‐1600)の生涯をモチーフにした創作舞踊劇が7日、42年ぶりに熊本市の県立劇場で再演された。舞踊劇は1966年、県日本舞踊協会の初代理事長、故・藤間勘太女(かんため)さんが振り付けして初演されたもので、多くの演劇ファンが久しぶりの舞台を堪能した。

 上演は、同協会の創立50周年などを記念して実現した。勘太女さんの娘の藤間富士斎・同協会理事長が新たな振り付けを加え、孫の藤間豊大郎さんがガラシャ役を務めた。

 舞台では本能寺の変の後に幽閉され、自害を考えながらもキリスト教の信仰に目覚めるガラシャの姿や、関ケ原の戦いで人質になるのを拒んで死を選んだ最期を表現。邦楽と洋楽を組み合わせた演出やあでやかな舞で、ガラシャの悲劇の生涯を披露した。

 富士斎理事長は「多くの人の協力で念願の再演にこぎ着けた。家族や子どもを思って命を落としたガラシャ夫人の生き方を、現代の人々にも感じてもらいたい」と話していた。

=2008/12/08付 西日本新聞朝刊=


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