1 票
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界文化遺産登録運動を盛り上げようと、カトリック信仰が盛んな長崎市外海地区にある出津（しつ）教会（同市西出津町）にクリスマスイルミネーションが施され、１３日夜、点灯式があった。
出津教会は１８８２年、フランス人宣教師ド・ロ神父の設計で建設された。電飾は１９７２年の県文化財指定後初めてで、同教会婦人会が特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）「世界遺産長崎チャーチトラスト」から照明約１万個の提供を受け、教会周囲に飾り付けた。
この日は地元の子どもたち約５０人が集まり、合図とともに点灯。江戸時代の弾圧下でも静かに受け継がれた外海の信仰をイメージした青い光に教会が淡く浮かび上がった。来年１月半ばごろまで毎日、午前５時‐７時と午後５時‐１０時に点灯される。
＝2008/12/14付 西日本新聞朝刊＝
出津教会は１８８２年、フランス人宣教師ド・ロ神父の設計で建設された。電飾は１９７２年の県文化財指定後初めてで、同教会婦人会が特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）「世界遺産長崎チャーチトラスト」から照明約１万個の提供を受け、教会周囲に飾り付けた。
この日は地元の子どもたち約５０人が集まり、合図とともに点灯。江戸時代の弾圧下でも静かに受け継がれた外海の信仰をイメージした青い光に教会が淡く浮かび上がった。来年１月半ばごろまで毎日、午前５時‐７時と午後５時‐１０時に点灯される。
＝2008/12/14付 西日本新聞朝刊＝
