みんなのキリスト教ニュース - 「自分の不幸は神の仕業」 教会襲撃、きっかけは池田容疑者の思い込みか
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「自分の不幸は神の仕業」 教会襲撃、きっかけは池田容疑者の思い込みか
投稿者:
admin
5255 日 前
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http://sankei.jp.msn.com
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「キリスト教は良い宗教だ」。池田容疑者は以前、聖書を熟読し、毎日教会に通う熱心な信者だった。転機は心酔していた牧師との別れ。「見捨てられた」と恨みに思い、次第に「自分の周りの不幸は神の仕業」と思い込んで教会襲撃という極端な行動に走った。
池田容疑者が兵庫県川西市のプロテスタント系の教会を初めて訪ねたのは23歳のころ。同居する父親(61)らによると、池田容疑者は大阪府内の公立高をわずか半年ほどで中退後、数年間にわたって職を転々としており、当時、バイクで暴走するなど生活が荒れていたという。
「十字架のネックレスをください」と申し出た池田容疑者を、牧師は「教会に通いなさい」と諭した。池田容疑者は牧師の人柄にひかれ、毎日教会に通い、掃除や信者の送迎など熱心に奉仕。聖書を熟読し、内容を短冊に書き写して自室に張った。
しかし2~3年前、牧師が海外留学したのを機に、「見捨てられた」とふさぎ込むようになった。教会の関係者は「心の支えを失ったようだった」と話す。
父親や親族の病気を「神の仕業」と決めつけ、「これだけ奉仕したのに」と嘆いた。やがて「教会は不幸を招く」と礼拝をやめた。
父親によると、池田容疑者はこのころ「神の声が聞こえる」と言い始め、夜中の外出が多くなった。事件の始まりもこの時期と重なる。
「まさかお前じゃないやろな」。今年5月、事件を伝える新聞を読んだ父親が尋ねた。池田容疑者は「何でそんなことせなあかんねん」と否定したが、新聞を持って自室にこもった。以来、事件は止まった。
4日早朝、捜査員に任意同行を求められた池田容疑者は犯行を認め、「申し訳ない」と家族に言い残して家を出たという。父親は「きちんと償いをしてほしい」と話している。
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西日本
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教会襲撃事件
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