みんなのキリスト教ニュース - 韓国、今度は仏教界が政権に反旗 「キリスト教偏重」と反発 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

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 【ソウル=黒田勝弘】韓国の李明博政権と仏教界が“宗教差別”をめぐって対立を深めている。仏教界は李政権が大統領をはじめキリスト教に偏重していると反発し、大きな政治問題になっている。仏教界は李大統領に謝罪や是正策を要求し、全国的に集会やデモを繰り広げ、李政権にとっては新たな反政府圧力になっている。

 李政権は政府・与党幹部が仏教界首脳と会い説得に努める一方、「宗教差別禁止法案」を準備。さらに李大統領が来週予定されている「国民とのテレビ対話」で“謝罪”の意を表明する方針だ。

 今回、仏教界の反乱は、米国産牛肉輸入反対の不法デモで手配された反政府活動家がソウル市内の寺に逃げ込んだ際、警察が寺から出てきた仏教界首脳の乗用車を“捜索”したことがきっかけになっている。これに加え警察庁長官がキリスト教関係のポスターに登場するなどキリスト教との親密ぶりも明るみに出た。

 仏教界は警察庁長官の謝罪や解任を要求。さらに大統領秘書官など政権要人たちのキリスト教偏重の発言や、教育・行政などでのキリスト教優遇を“宗教差別”と非難し、改善を強く要求している。


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