みんなのキリスト教ニュース - 魂の安息願い 松山でロシア人墓地慰霊祭 愛媛のニュース

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 松山市御幸1丁目のロシア人墓地で3日、ロシアから伝わったキリスト教の一宗派「ハリストス正教会」による慰霊祭があり、関係者らが荘厳な祈りをささげた。
 ロシア人墓地保存会の京口和雄さん(77)=同市愛光町=によると、日露戦争の捕虜収容所が松山に設置された当時、市内にあったハリストス正教会が死亡したロシア人捕虜の葬儀を営んでいたという。慰霊祭は徳島ハリストス正教会が主催し、毎年11月に行っている。
 同日は、同教会の小川公神父(75)=徳島市=や同保存会の会員ら約25人が出席。小川神父ら3人の司祭が、ワシリー・ボイスマン大佐ら捕虜全員の名前を読み上げて祈りと歌をささげ、「振り香炉」という鎖に下げた香炉を振りながら墓列の前を歩き、異郷で亡くなった捕虜の魂の安息を願った。


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